ストレートネック、最近ではスマホ首やスマホネックと言われていて少しずつ有名になっています。
しかし、症状についてはよく分かっていない人も多いのではないでしょうか?
「スマホ首だけども、スマホを使わないのは無理だから仕方ない」
「ストレートネックでも特に問題ないから、気にすることもない」
と思っているあなた、非常に危険です!!!!
この記事では、ストレートネックの症状について分かっていない人に向けて
- ストレートネックの危険な症状
- ほっておいた場合、どうなってしまうのか
を詳しく説明していきます。
所詮、肩こりと甘く見てはいけません。
しっかり理解すれば、早めに対処しなければいけないと認識していただけるでしょう!
チェック
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ストレートネックとは?
ストレートネックは簡単に言ってしまうと、首のカーブがなくなってしまった状態のことを指します。
首に負担を掛け過ぎた結果、頸椎(けいつい:首の骨)が本来持っている「ゆるやかなカーブ」が失われた状態がストレートネックです。
この画像を見ると分かるようにストレートネックの人は、頸椎がまっすぐになっていますよね。
このようになってしまう原因は、日ごろの姿勢の悪さから来ていることが多いです。
うつむいた姿勢でいませんか?
その姿勢は頭の重さを首だけで支えようとしている状態です。
この状態が続くことで重い頭を支えるために首回りがガチガチに固まっていきます。
その結果、首のカーブがなくなっていきストレートネックとなってしまいます。
ここだけおさえて!
- ストレートネックは首のカーブがなくなってしまった状態
- 原因は日ごろの姿勢から発生したクセによるもの
- うつむき姿勢が首に負担をかけている
では、このストレートネックが引きおこす症状はどんなものがあるのか!?見ていきたいと思います。
ストレートネックが引き起こす危険な症状とは
ストレートネックの主な症状は
- 首の違和感(コリや痛み)
- 頭痛
- 手、腕の痛みやしびれ
- めまい、吐き気
- 自律神経失調症
となります。
ストレートネックをあまり意識したことのない人でも、これらの症状のうち一つは当てはまることがあるのではないでしょうか?
それでは一つずつ見ていきましょう。
首の違和感(コリや痛み)
首を上下左右と動かしたときに感じる「首のハリやコリ」経験したことあるのではないでしょうか?
ストレートネックにおける症状で一番分かりやすい症状です。
ストレートネックでは、約6キロにもなる頭を身体全体ではなく、首だけで支えている状態です。
この状態が続くとどうなるでしょうか??
ストレートネックについて興味があるあなたなら何となく想像がつくと思います。
首回りの筋肉がガチガチに凝り固まってしまいます。
首回りの筋肉の柔軟性がなくなった結果、首が回すとハリを感じたり、痛みを感じてしまいます。
ひどい場合は咳をするだけで痛みを感じるようになります。
それだけでなく、肩も鉄板でも入っているかのように固くなり可動域が狭くなってしまいます。
頭痛
首に負担をかけ続けると頭痛になって現れます。
頭痛には大きく分けると、偏頭痛と緊張性頭痛の2通りがあります。
- 毎日のように頭がキリキリ痛む
- 頭が重い、だるい
- 頭をハチマキなどで縛り上げたような圧迫感がある
- 目の奥に鈍痛を感じる
- 後頭部に突っ張ったような痛みを感じる
このような症状は緊張性の頭痛として、慢性的に悩んでいる人が日本にたくさんいるのが現状です。
これらの頭痛で悩んでいる人は一度ストレートネックを疑った方がいいです。
緊張性頭痛は凝り固まった首回りの筋肉が神経を圧迫することで発生しています。
このようなストレートネックから来た頭痛は薬などでは改善することができないため、日ごろの生活から見直していく必要があります。
手、腕の痛みやしびれ
筋肉が凝り固まり神経が圧迫されることで腕の痺れや痛みが現れます。
原因は頭痛と同じですが、腕や手に来るものは下側の頸椎の神経を圧迫することで発生することが多いです。
デスクワークをしている時など、急に腕が痺れてくることがないでしょうか?
そのような経験があればストレートネックを疑うべきです。
めまい、吐き気
- 船の上にいるようなグラグラ感
- 天井がぐるぐるする感覚
- 横になると引きずりこまれるような感覚
- 胃の調子が悪く吐き気がする
このような症状があるのであれば、ストレートネックを疑った方がいいです。
頭痛と同じ原理で自立神経に負荷がかかっているかもしれません。
自律神経失調症
- 何となく身体がだるい
- 寝ても疲れがとれない
- なんか頭が痛いような気がする
このような悩みをもって病院に行ったはいいが、原因不明となった経験はありますか?
医学的に不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれ、自覚症状はあるが原因が分からないときに使われます。
その場合、ストレートネックによる自律神経失調症を疑ったほうがいいです。
ストレートネックの場合、このような症状が出ることが多いです。
凝り固まった筋肉は首の自律神経に負荷をかけてしまいます。
自律神経は
- 内臓の動き、循環、消化
- 発汗などの体温調整
- 代謝活動
など生活するうえでの「当たり前」を行う重要な神経です。
この神経が機能しなくなると、上に挙げた症状に加え、変に心臓がドキドキしたり、汗を大量にかいたりと悪影響が出ます。。
たかがストレートネックと軽く見てはいけません。
自律神経失調症という大きな問題も控えているのです。。。
ストレートネックをそのままにしておくとスワンネックに
ストレートネックをさらにそのままにしておくと、スワンネックと呼ばれる症状が発症します。
スワンネックとはストレートネックにあった頸椎のカーブがなくなった状態が、背骨の胸椎にも現れている状態です。
一言で言えば、ものすごい猫背の状態。
このような状態になってしまうと、仰向けで寝ても肩が下につかないという状況になってしまいます。
仰向けで寝れなくなってしまうのです!
スワンネックは胸椎の神経を圧迫するため、胸部に鋭い痛みが伴う肋間神経痛が起こります。
それだけでなく、猫背によって呼吸も浅くなります。
酸素が十分に行き渡らないので、すこし動いただけで息切れをしてしまう、肌の血色が悪くなってしまうなどデメリットだらけ。
ストレートネックの頭痛などの痛みに加え、スワンネックの肋間神経痛などの痛み。
日々の生活どころではなくなってしまいますよね。。。
それ故にストレートネックの早期改善が必要なんです!!
まとめ
怖すぎるストレートネックの症状
- 首の違和感(コリや痛み)
- 頭痛
- 手、腕の痛みやしびれ
- めまい、吐き気
- 自律神経失調症
- 放っておくとスワンネックに
どれか一つでも見覚えがあるのであれば、ストレートネックの可能性は十分にあります。
ストレートネックは現代の国民病とも呼ばれているので、もはや他人事ではありません。
ストレートネックを放置することは生活を快適に過ごすことからも遠ざけてしまいます。
今後の生活を十分に楽しむためにも、気がついたら早めに対処していきましょう!!!
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