この記事では
- ストレートネックに枕がいらないと考えられている理由
- 「ストレートネックの改善に枕なし」はNGな理由
について紹介しています。
ストレートネックで調べると、枕なしで寝れば改善できると聞いたことありませんか?
でも正直なところ、良い口コミもあれば悪い口コミもあって、何が正しいか分からないですよね。
ストレートネックを本気で治したい、肩こりや日中続いている頭痛などから解放されたいと思うからこそ、真剣に情報を探しているのではないでしょうか?
その気持ち、理解できます。
私も実際にストレートネックと言われてから色々なことを試しました。
本を読んで、様々な枕を買ったり、ストレッチをしたりお金をかけて整体に通ったり。
もちろん、枕無しでの睡眠も試しました。
その結果、感じたことはストレートネックを改善させるのに「枕は必要」ということです。
なぜ枕が必要なのか?
その理由を説明していきます。
「枕なしで寝ようかな」と迷っている人は一度チェックしてみてください。
ストレートネックの人には枕がいらないと考えられている理由
まず、ストレートネックの人に枕が必要でないと考えられている理由は
- 首のカーブを取り戻すことができる
- タオル枕で代用できる
と考えているのがメインです。
首のカーブを取り戻すことができる
枕がない状態で寝ると、壁に背を付けて立っている姿勢と見た目上同じようになります。
ストレートネックの改善には首のカーブを自然に保った状態で寝ることが必要と言われています。
その状態は、真っすぐ立った時の姿勢と同じであればいいと言われるほど。
そのため枕がなければ、図のように自然と首のカーブが保たれるようになると考えられており、枕無しでの睡眠が効果的と言われています。
タオル枕で代用できる
枕を使わなくても、タオル枕を使えば問題ないと考えているのも理由の一つです。
タオル枕とは、簡単に言うとバスタオルを丸めたような枕。
写真ようなタオルが丸められたものをイメージしてください。
このように丸めたところが、首のカーブを支えてストレートネックの改善に効果的と言われています。
また、タオルで作る枕になるので高さ調整もできるため、高いフィット感を保てることも評価されています。
枕無しがNGな3つの理由
このように枕無しがストレートネックにいいと考えられている理由を述べてきましたが、
本サイトはストレートネックを改善させるために枕無しで寝ることはNGと考えています。
つまり、枕は必要であると考えます。
その理由は、枕無しで寝ると
- 横向きで寝る場合、快眠できない
- 寝返りを打つことが考えられていない
- 寝るときの姿勢は重力のかかり方が異なる
という問題があるためです。
横向きで寝る場合、快眠できない
普段寝ている人の中には、横向きで寝ている人もいると思います。
その場合、枕なしで寝ることは効果的ではありません。
なぜなら、肩の高さ分頭が下がってしまい、首が曲がった状態で寝ることになるからです。
快眠するためには首と身体のラインが揃っている状態が必要になります。
図のようなになっていることが望ましいです。
横向きで寝る場合、肩の高さ分を枕でサポートする必要があります。
枕がないとこの高さをどうしてもサポートできなくなるため、呼吸がしにくかったり血行が悪くなったりします。
結果、朝起きた時の肩こりやバキバキ感を感じることに繋がってしまいます。
寝返りを打つことが考えられていない
人は寝ているときに寝返りを20-30回程度打つと言われています。
寝返りの目的は「身体の歪みやズレを正しい位置に治す」ことになります。
人はずっと同じ姿勢でいると血行が悪くなって筋肉が凝ってきます。
デスクワークしている人の方が肩が凝りやすいと言われているのも、長時間同じ姿勢でいることが増えるためです。
寝ているときも、同じ姿勢でいれば身体の一部分がずっと圧迫され続け、身体が歪んだり、血行が悪くなったりしてきます。
それを防ぐのが寝返りです。
しかし、枕がなければ基本的に仰向けしか体勢を取れないため、寝返りが打ちにくくなります。
そのため、朝起きでも肩が凝っていたり、どこかが痺れていたりしてしまいます。
決まった方向でしか寝れないというのは、自然な姿勢で寝れないことにつながるため、おすすめできないです。
寝るときの姿勢は重力のかかり方が異なる
寝るときのベストな姿勢は、壁に背をつけて真っすぐ立った状態です。
しかし、その考えから枕なしにすることは危険です。
なぜなら、立った時と寝ているときは重力の受け方が異なるためです。
立った状態だと頭から下にかけて重力がかかっていきますが、寝ている状態だと身体全体に重力がかかります。
もちろん身体への力のかけ方も異なりますのでバランスも取れなくなる可能性があります。
マットレスなどの質によっては、枕がない場合、頭が沈み込んでしまい上手く呼吸ができなくなる可能性もあります。
枕の役割は頭とマットレスとの間を適切に埋めることにもなるので、安易に枕をなくすことは控えた方がいいと思います。
実際に枕なしで寝た感想
実際に私も枕なしで試したことがあります。
その時に感じたのは、
- 入眠しずらい
- 首がしんどいこと
の二つです。
首に負荷がかかり、寝る姿勢が安定しないため眠るまでに時間がかかりました。
朝起きたときも、寝返りが上手く打てていないのか、腕や肩コリやハリを感じました。
疲れが全く取れていない感じで、昼までのモチベーションが低かったです。
昼過ぎには肩のコリなどは解消されてきたので、血行が悪くなっていたのだと思います。
体力回復時間になるはずの睡眠時間が、逆に疲れが溜まってしまうという残念なことですよね。
経験した身からしても、おすすめできるものではありません。
どうしても枕なしで試したい人はタオル枕を使用
効果的に使いたいというのであれば、タオル枕は首のストレッチとしては効果的な可能性があります。
首とマットレス間のくぼみにタオル枕を挿入することで、首のストレッチができるようになります。
ただし、あくまでも「ストレッチ」用に使って下さい。
タオル枕は弾力性がなく、寝返りを打つと枕の形を崩してしまう恐れがあるので、長時間使う睡眠向けではありません。
最後に
まとめ
- ストレートネックに枕無しはNG
- タオル枕は首のストレッチ用に使うと効果的
- 首をサポートしたければ枕を使う
ストレートネックには枕なしはNGで枕が必要である理由を説明してきました。
枕が必要ということは分かっても、具体的にどの枕が良い枕である家
では、どの枕がしっかり首を支えることができるのでしょうか?
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YOKONE3(ヨコネ3)
横向き枕としてベストセラーとなっており、TBSのニュースや番組でも紹介された枕です!
頭、首、肩、腕をサポートする独自の形状で快眠をサポートしてくれます。
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